神谷 美千子

所属/職位 | 大学/准教授 |
担当 | ヴァイオリン |
学位等 | 学位なし(桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマコース修了 |
連絡先 | m-kamiya(at)tohomusic.ac.jp ※(at)を@にご変換ください。 |
プロフィール
4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部ソリストディプロマコースを修了後、ジュリアード音楽院に学ぶ。
11歳でソリストとして名古屋フィルハーモニー交響楽団とメンデルスゾーンの協奏曲を共演し、同年ロンドンにて日本、中国、英国の子供のための親善コンサートに出演する。1988年、第42回全日本学生音楽コンクール中学校の部で全国第1位を受賞、翌年開催されたサントリーホール・大ホールにての「第30回10代の音楽家演奏会」に出演する。1989年にはメニューイン国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門で入選し、同年、名古屋青少年交響楽団のフランスコンサートツアーにソリストとして参加、ブルッフの協奏曲をフランス各地で演奏する。
桐朋学園在学中に結成したパウロニア弦楽四重奏団では、東京国際音楽コンクール室内楽部門で1992年、斎藤秀雄賞を受賞。
1992年、第39回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールにて第2位に入賞後、NHK交響楽団主催「若い芽のコンサート」にて、大友直人指揮、NHK交響楽団とシベリウスの協奏曲を共演し、全国にTV放映される。同年、熊本ユースオーケストラのヨーロッパツアーにソリストとして参加し、ドイツ、オーストリア、ラトヴィアで、高関健指揮により、シベリウスの協奏曲を演奏する。
1994年、第4回インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールにて第5位入賞。
1997年、活動の拠点をロンドンに移し、ジョルジュ・パウクに師事する。同年第3回ハノーファー国際ヴァイオリンコンクールにて優勝。コンクールの副賞としてNaxosレーベルよりワールドリリースされた2枚の録音は、The Stradをはじめ、国内外の音楽誌で高い評価を得ている。
協奏曲のソリストとして、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とのイギリスツアーを初め、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、南西ドイツフィルハーモニー交響楽団、ストックホルム室内管弦楽団、パブロ・サラサーテ管弦楽団(現ナヴァラ交響楽団)、ニュージーランド交響楽団、シンガポール交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢など、国内外の多数のオーケストラとともに、シャルル・デュトワ、チョン・ミョンフン、ルドルフ・バルシャイ、尾高忠明、高関健、下野竜也など、多数の著名な指揮者と共演を重ねる。
2000年にはトヨタ・ミレニアム・コンサートにて、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団団員による室内オーケストラとモーツァルトの協奏曲第3番を弾き振りし、日本ツアーを行い絶賛を博す。小澤征爾指揮による小澤征爾音楽塾オーケストラではコンサートマスターを務め、その後サイトウ・キネン・オーケストラに参加。
海外ではアスペン、ヴェルビエ、ラヴィニア、クフモ等の音楽祭にも演奏している。
室内楽の分野においてもこれまでに、ダヴィッド・ゲリンガス、レジス・パスキエ、オリヴィエ・シャルリエ、シュテファン・ドール、原田幸一郎、野島稔、磯村和英、毛利伯郎、竹澤恭子、樫本大進など、多くの卓越した音楽家と共演している。イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、オランダ、ベルギー、フィンランド、アメリカなどでリサイタルや室内楽の演奏をしている。
2006年パリに移住し演奏活動を続ける傍ら、パリ・エコール・ノルマル音楽院で教鞭をとったことがきっかけで指導者としても認められるようになる。2014年の帰国後より、桐朋学園大学音楽学部での指導に加え、いしかわミュージックアカデミーの講師を毎年務め、2024年にはフランスのSaline Royal Academyにてマスタークラスを行う。
2009年より定期的に日本音楽コンクールの審査員を、また2024年には韓国のイサン・ユン国際コンクールの審査員も務める。
コロナ禍の2021年に東京で立ち上げた弦楽オーケストラ「アンサンブル・アール・ヴィヴァン」では音楽監督を務め、音楽の友、音楽現代、サラサーテなど、主要音楽誌にてその活躍が大きく報じられる。
これまでに、北垣紀子、進藤義武、木村真弓、久保田良作、久保良治、原田幸一郎、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、ジョルジュ・パウクに師事、また室内楽を店村眞積、三善晃、東京カルテットに師事する。
現在は演奏活動と共に、桐朋学園大学音楽学部准教授として後進の指導にあたっている。
(敬称略)