ゆとりを持った基礎作りで
正しい判断力と練習への集中力を養います

高校時代は、身体的にも精神的にも著しい成長がみられる時期です。しっかり基礎を身につけ、芸術の世界に踏み込むための準備をしましょう。あらゆる楽器の中で、特に管楽器は発音の仕組みが異なるさまざまな楽器と調和し、作曲家が思い描いたそれぞれの楽器の個性を理解しながら、それを音にしなければなりません。管楽器は比較的スタートが遅いと言われています。できるだけ早く基礎を固めることが必要ですが焦りは禁物。ゆとりを持ち、正しい判断力で学べるようサポートしていきます。

教員メッセージ

切磋琢磨できる環境の中で
皆さんの学びをサポートしていきます

10代後半は一番多くのことを吸収でき、またしなくてはならない一番大切な時期です。そのためには勉強する環境が、一番大切であると身を持って私も体験してきました。演奏家に必要な音楽の知識、素晴らしい才能を持った同世代の仲間に会うことができ、その仲間たちと切磋琢磨していくことで自分を高めていくことができる環境が桐朋にはあります。皆さんが学びたいことを、しっかりサポートしていきます。

クラリネット 亀井 良信 先生

在校生の声

高校・大学を通した交流の機会が多く、
自分の表現力を磨く経験ができました

高校生と大学生が交流できる場が多く、大学の先輩方から室内楽に誘っていただく機会を頻繁に得られることが、桐朋の良さではないでしょうか。その貴重な経験により、高校のうちから表現力が向上し、人間性も豊になったことを実感しています。充実したソルフェージュの学びにより、基礎的な能力がしっかり身につき、それが磨かれ、楽器演奏に応用できています。オーボエという楽器は、音色が魅力的で、心にストレートに響く感じが好きです。将来の目標は、プロオーケストラの首席奏者として活躍することです。(オーボエ専門・2年)

指導教員

ユーフォニウム