本学の卒業生には、在学中に副科で履修していた専攻で活躍している人が多数います。
この「副専攻制度」は、「副科実技」よりもより高いレヴェルで学ぶことができる制度です。
副専攻制度について
副専攻制度の主旨
入学時に選択した専攻の他に、「副専攻」として主専攻と同等のレヴェルで「専攻実技」を学ぶことができる制度です。4年次には主専攻と同様の卒業試験を課し、副専攻修了要件として必要な科目を修得すると、卒業時に「副専攻修了証」を発行します。
履修期間
履修にあたり、履修登録可否を判定する試験を課します。
試験合格者は1~3年次のいずれの年次からでも履修登録することができます。
ただし、年次試験の成績によっては次年度履修できない場合もあります。
「副専攻」修了要件として必要な履修科目
専攻 | 選択科目 | 必修科目 | 必修科目 | 履修年次を |
---|---|---|---|---|
ピアノ | 専攻実技 1 | 専攻実技 3 | 専攻実技 4 | ピアノ演奏法 |
弦楽器 | 専攻実技 1 | 専攻実技 3 | 専攻実技 4 | 弦合奏Ⅰ |
管楽器 | 専攻実技 1 | 専攻実技 3 | 専攻実技 4 | 管アンサンブル |
打楽器 | 専攻実技 1 | 専攻実技 3 | 専攻実技 4 | 打基礎講座 |
ハープ | 専攻実技 1 | 専攻実技 3 | 専攻実技 4 | |
古楽器 | 専攻実技 1 | 専攻実技 3 | 専攻実技 4 | 通奏低音Ⅰ・Ⅱ |
声楽 | 専攻実技 1 | 専攻実技 3 | 専攻実技 4 | ディクション |
作曲 | 専攻実技 1 | 専攻実技 3 | 専攻実技 4 | 作曲法演習 |
指揮 | 専攻実技 1 | 専攻実技 3 | 専攻実技 4 | スコアリーディング |
音楽学 | 専攻演習 | 専攻演習 | 音楽理論(分析)20~23 |
副専攻受講料
年額 160,000円
副専攻の履修例 (2023年度)
2023年度は36名が副専攻を履修しています。副専攻履修には、以下のような例があります。
主専攻 | 副専攻 |
---|---|
ピアノ | 声楽 |
作曲 | |
音楽学 | |
弦楽器(ヴァイオリン) | 弦楽器(ヴィオラ) |
作曲 | |
弦楽器(チェロ) | 声楽 |
弦楽器(コントラバス) | 作曲 |
管楽器(フルート) | 声楽 |
古楽器(フラウト・トラヴェルソ) | |
管楽器(クラリネット) | 声楽 |
打楽器(パーカッション) | 作曲 |
声楽 | 音楽学 |
ピアノ | |
作曲 | |
作曲 | 弦楽器(ヴァイオリン) |
副専攻の魅力
Kさん (「ピアノ」を専門としながら、副専攻として「声楽」を履修)
ピアノと声楽、どちらも100%の力で取り組んでいます
高校1年の時にピアノ専門の必修科目であった独唱の授業を受け、歌の面白さを知りました。それで高校2年から副科で声楽の履修を始めたのですが、もっと本格的に勉強したいと思い、進学前に試験を受けて大学1年から声楽を副専攻としました。ピアノと合わせると週に2回レッスンがあるので、日々の練習も大変ですが、50%ずつという姿勢では声楽専攻の人と同じレベルまで行けないので、ピアノも声楽も100%という気持ちで取り組んでいます。声楽を学ぶことで新しい知識が増え、音楽の世界観が随分と広がったと思いますし、ピアノのレッスンでは「旋律の歌い方が上手くなった」と褒められました。桐朋の魅力はたくさんありますが、私にとっては副専攻という制度もその一つに挙げられます。二つの分野を全力で学ばせてもらっているので、その両方を活かせる音楽の教職に就くことがいまの目標です。